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8.27「低周波音問題交流会」報告 


 表記、交流会を8月27日府中市グリーンプラザで開催いたしました。以下、報告と現状、今後の構想を簡単にお伝えいたします。

一、「低周波音問題交流会」報告
 第一回目の実行委員会準備が開かれたのが5月28日です。以後、8名の実行委員と世話役団体としての我々の会が協調して9回の準備会を開き、相談しながら8月27日を目指してきました。
 当日の交流会参加者は40名。うち、被害者5名。被害者実行委員であって参加出来なかった者3名、趣旨に賛同しつつ、実行委員会にすら参加出来なかった被害者3名の6名は1名が匿名性確保のため、5名が体調不良のため欠席となったものです。
  内容は第一部で、私が交流会準備会の経過説明と今後の「低周波音問題研究会」創設提案をした上で、①藤田容子実行委員長の基調報告、②飛び入りでのHさんの被害報告、③1970年代から低周波音被害者の相談を受け診断をされてきた医師の汐見文隆先生の講演がなされました。1時15分に開始して、第一部終了で4時35分です。
 第二部は4時55分から被害者でもあるAさんに司会をゆずり、①Aさんの被害報告、②Aさんの座持ちでの参加者の意見表明・質問・被害者の訴え・意見交換が行われました。また、この中で測定会社代表からの測定事情の簡単な現状報告もなされました。
 第三部は既に6時25分からという遅い状況で簡単なご挨拶をいただくことしか出来ませんでしたが、この日の会場で「低周波音問題研究会」の「呼び掛け人」、「事務局員」になると意思表示をされた方の心のこもったお言葉を頂戴しました。発言者は、萩久保幸子さん、相馬千春さん、石塚正英さん、松田健二さん、小山笑太さんの5名です。その上で、私が本日から「低周波音問題研究会準備会」を発足させてよろしいかと参加者に問い、ご賛同を得て、準備会発足を宣言しました。
  最後に、実行委員会副代表の松井清三郎さんから、皆様に深いお礼の気持を込めて、発言者一人一人の発言の要約を再紹介した上で、今後の低周波音被害者の「被害救済」と「発生予防」の運動に向けて「低周波音問題研究会」とそれに向けての準備会をよろしくとのご挨拶がなされました。
 終了が丁度7時。20分間の休みをはさんだだけの6時間近くの長丁場の会合となりました。

二、反響と現状
 準備過程で8月23日には環境省記者クラブで藤田代表、松井副代表及び被害者3名と実行委員会メンバー3名の計6名で5社(時事通信、朝日新聞、産経新聞、NHK、不明一社、他に北海道新聞とは挨拶のみ)と記者会見をしていました。産経新聞には8月24日に「8.27低周波音被害者交流会-実態を知って」という趣旨の記事が出ました。
 8.27当日には4名の撮影隊でNHKが取材に来ていました。昼前に来て、4時過ぎまで撮影し、別室で代表の藤田さんのインタビューも取っていかれました。
 これが少なくとも四波に渡って放送されました。①当日18時、総合TV全国ニュース(90秒間)、②当夜1時過ぎ「ラジオ深夜便」、③翌朝7時ラジオニュース、④インターネットニュースNHK(画像つき)です。
 この反響が様々にありました。まだ、問い合わせの電話はおさまっていません。本日、この原稿を書いている時点で13名の方が新規発掘の被害者であり、1名が加害者からの相談です。事務所への被害者の訪問も三組ありました。
 今週も来所予約が入っています。
 この一週間は被害者からの訴えに、ほぼ忙殺されました。それ以外のことは出来ていないのが現状です。
 被害者からの話は①まず、被害態様の訴えに非常に広い幅があります。一人一人が自身の身体で生じている反応ですから、主訴を強調しますが、その主訴に個人差が大きいと同時に、アンケートのような形で個別反応を聞いていくと主訴以外の反応も幅広く生じています。そして、その主訴以外の訴えも含めると、かなり共通する幅の広い同様の反応が起きています。
 ②また、全く、我々が想定しなかった反応もあります。これは聞き取りを続ける中で、蓄積しつつ、考えていかなければならないことでしょう。
 ③共通する想いとして、理解してくれる人がいないという廻りへの不信感があります。これこそが、医学、工学、行政が見捨て、切り捨ててきた結果なのでしょう。孤立感による苦しい話、辛い話は必ず付随しています。
 ④そして、行政と企業は被害者の話を聞くかぎり、間違いなく環境省が2004年6月22日に出した「苦情に対処するための参照値」を使用して、実際に苦情として切り捨てています。全くひどい話だと思いますが、官僚が仕事をしないために法治制度はこのように活用されているということなのでしょう。
  ⑤行政指針が、「苦情に対処するため」という水準を超えていない(別言すれば、今後、問題として取り上げることはあり得るということ)ため、加害者として名指しされた人も困惑している実体が一部にはある、ということです。加害者といえども法人でなく、自然人ならば、あたり前の反応です。
 ⑥他に、「弁護士を紹介してほしい」、「カウンセラーを紹介して欲しい」という声も寄せられていますが、これには、現状では全く応えられません。また、診断し、診断書を書いてくれる病院が汐見先生以外にK大学病院がある、という話もありますが、それを否定する話もあり、我々には確認出来ていません。
 総じて、被害者との対応のみに追われた一週間だったと言ってよいのが現状です。

三、今後の心づもり
 我々は8月27日に確認された「低周波音問題研究会」を年内11月頃に立ち上げる心づもりです。そのために、日程調整をして近日中に研究会準備会開催を呼びかけるつもりです。
 ただ、関係者に礼状も出しておりません。日程打診等は一週間程度、お待ち下さい。
 また、事前に明らかにしておいたように「交流会報告書」も出さなくてはなりません。幸い、既に内田通夫実行委員会副代表から骨格案は出されております。これを基に、しかし、忙しいですから、11月には出そうと考えております。
 我々は苦情処理問題とされている低周波音被害問題が近代工学、通貨(価格)膨張、過剰成長、統治権力の無責任のために生じている問題なのだということをゆっくり解明していくつもりです。その為に被害者からの訴えを着実に蓄積していくつもりです。
 まずは、準備会から研究会という道をたどりますが、智慧も力も名前も足りません。実際には専門家と呼ばれる方の力と人手が最も足りません。心を寄せて下さる方の力を借りたいというのが心づもりです。
 それなくしては一歩も進めません。よろしくお願いいたします。
 以下、既に心と智慧と力を低周波音問題研究会設立へ力を貸して下さると表明された方の名前を記して置きます。この名の列に自らも加わると表明される方の我々への連絡を待ちます。
 なお、肩書きは当方が把握しているものを見知らぬ方のために勝手に付けました。ご本人、関係者からの申し出があれば、後ほど訂正することがあるとご承知下さい。


________________________________________________________

低周波音問題研究会賛同人(順不同)
【呼び掛け人】
  松井 清三郎(横浜市営地下鉄4号線反対者)
  内田 通夫(支援者)
  西 兼司(支援者)
  萩久保 幸子(被害者)
  相馬 千春(支援者)
  石塚 正英(東京電機大学教員)
  松田 健二(社会評論社代表)
  成畑 哲也(応援者)
  柴田 隆行(東洋大学教員)
【世話人】
  西 兼司(世話人代表)
  藤田 容子(被害者、低周波騒音研究会代表)
  松井 清三郎
  渡邉 一弘(支援者)
【事務局員】
  渡邉 一弘
  芦澤 俊(支援者)
  小山 笑太(支援者)

他に会員になるとの意思表明者が8.27当日で11名ありました。
以上

平成18年9月4日
代表 西 兼司
(平成18年9月24日追加)




[ 2006/09/04 21:58 ] 低周波音問題交流会 | TB(0) | CM(0)

NHKニュースで放送されました 

8月27日に行われた「低周波音問題交流会」が、8月27日の夕方18時からのニュース内で放送されました。
NHKニュースサイトでの記事はこちらをクリックしてください リンク切れ

また、放送されたニュースの内容を動画で見ることもできます。
ニュース動画を見るにはこちらをクリックしてください リンク切れ



[ 2006/08/28 12:43 ] 低周波音問題交流会 | TB(0) | CM(0)

アンケートにご協力ください 

低周波音による健康障害と音源その他のアンケートに協力してください。8月27日の「低周波音問題交流会」以降にまとめる報告書に載せる資料とします

こちらをクリックすると、アンケート回答フォームにJUMPします。
[ 2006/08/26 15:00 ] 低周波音問題交流会 | TB(0) | CM(0)

低周波問題交流会についての記事が新聞に掲載されました 



平成18年8月25日の産経新聞(多摩/武蔵野版)25Pに掲載された記事です。
[ 2006/08/26 12:30 ] 低周波音問題交流会 | TB(0) | CM(0)

低周波音問題交流会 


8.27低周波音問題交流会への支援要請と参加案内

低周波音被害者と共に「低周波音問題研究会」を立ち上げよう


一、支援・参加要請

  8月27日、東京都府中市府中グリーンプラザにおいて低周波音問題交流会を開きます。今後内容の充実に伴って、変更は考えられますが、現時点での計画をお伝えします。どうぞ多くの方のご参集と支援の意思表示をよろしくお願いいたします。


二、支援要請の理由

  低周波音問題とは通常の人間の可聴音(20ヘルツ以上20000ヘルツ以下)以下の音が、低周波音に比較的多く曝されると、ある時を境にして突然聞こえるようになり、その不可聴音と音圧によって生涯苦しめられ続け、心身を傷付けられていく、一種の「音(振動)アレルギー」、「不可聴音アレルギー」を発生させていく問題です。もちろん、100ヘルツ以下の可聴音は普通でも聴きにくい音であるので低周波音問題とする場合は対象とされています。
  この低周波音被害者の皆さんは「音」が聞こえるようになる前から、体調不良、不定愁訴、高血圧、うつ症状を「振動圧」によって感じていることが多いのですが、「音」が聞こえるようになると決定的に不眠になります。騒音と違って低周波音被害は馴れることが出来ないのです。
  馴れることの出来ない非常音として古来から低周波音は地震などの天変地異をシャーマンに告げる声(「地鳴り音」、「海鳴り音」)として尊重されてきました。
  それが65億人という過剰繁殖を人類にもたらした近代工学的文明の下ではエネルギー変換を行う無数の場から不断に低周波音を出し続けることになっているのです。具体的には「送風機」、「変電」、「ディーゼル」、「モーター」、「航空」、「ボイラー」、「クーラー」、「風車」、「地下鉄」、「橋体」、「ゆらぎ構造物」など発生源は次々と発見されています。低周波発生のメカニズムは普遍的には解明されておりませんが、おそらくは、固体(劣化)崩壊に伴う擦過振動音が本態です。これに流体による干渉が加わって低周波音発生源が膨大に増えているのでしょう。
  結果、天変地異を前にしてそれを人々に告知する役割を担う素質を持つ方々が、むしろ、文明から痛めつけられる被害者として大量に生み出されているのです。逆に言えば、被害者の方々はシャーマンとして「文明の毒」を告知されているのですが、実際には、機械工学と資本運動と都市工学と統治システムの無責任のために加害者と行政と無知によって苦難を背負わされているのです。この不条理に納得している被害者はただの一人もいないと断言して良いでしょう。
  これを何とかしないで、人類の未来を考察していくことは机上の空論を今一つ増やすだけのことにしかならないだろう、というのが支援要請の理由です。  



三、支援要請の内容

  「8.27」は平成16年6月に環境省から出された「低周波問題対応の手引書」による「参照値」行政によって切り捨てられることになる数多くの低周波音被害者が再び、自分たちの手によって「被害救済」と「発生予防」のための社会的運動を構築していくための第一歩の、被害者、研究者(識者)、支援者が手を携えるための交流会です。
  友人諸兄姉には諸学、諸専門分野の研究者、識者として、是非、低周波音被害者運動再興の初発の段階から支援をお願いしたい。「8.27」第二部で「被害現場に応える」挨拶をお願いしたい。また、そのような挨拶が出来る友人を紹介、動員願いたい。何よりも、様々な被害の実相に触れていただきたい。
  さらにその上で、我々は「8.27」交流会の場で、「低周波音問題研究会」を作ろうと訴えるつもりです。その研究会に参加して事実としての社会的運動作りの第一歩から歩みを共にしてくださる方を強く求めているのです。
  三月から準備を開始してからでも、既に何人もの方が入院・活動停止に追い込まれています。被害者とは病者です。急迫せる支援要請なのだとご理解下さい。




低周波音問題交流会

開催日時:平成18年8月27日(日) 13:00~18:00(21:00まで延長有)
場 所:府中グリーンプラザ6階
    所在地:東京都府中市府中町1-1-1  地図
    TEL:042-360-3311㈹
参加費:500円(資料代)
<交流会内容>
12時  会場受付開始
13時  開 会  司会挨拶

第1部<被害現場の実態>
     基調報告 :藤田 容子(被害者)
   被害現場報告:天利 勤 (被害者)
             安齋 博 (被害者)
             汐見 文隆(医 師)
             他

第2部<被害現場に応える>
     各界研究者、行動者挨拶(現在、多数交渉中)

第3部<苦しみを訴える>
     ― 被害者報告・相談・提案 ―
      会場被害者の声、医師、研究者との交流会


________________________________________________________________________________________________________
主催    低周波音問題交流実行委員会
        代 表 藤田 容子
        副代表 天利 勤、松井 清三郎、内田 通夫

        世話役団体:“地球に未来を”武相友の会

お問い合わせ:“地球に未来を”武相友の会
          所在地:〒183-0022
              東京都府中市宮西町2-12-1ときわやビル2F
          電 話:042-358-5541  FAX:042-358-5542
          E-mail: tikyuunimiraio@mc.point.ne.jp
[ 2006/08/10 15:30 ] 低周波音問題交流会 | TB(0) | CM(1)


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