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第2回低周波音問題研究会報告 

 平成19年1月28日、町田市市民文学館において第2回を迎えた「低周波音問題研究会」ですが、今回は組織化提案と発足、被害報告がメインテーマでありました。 1.組 織 化 提 案
 まず小山笑太氏が進行役を勤め、組織化の提案がなされました。組織化提案の中身は「低周波音問題研究」第2号(定価500円・送料別)に記載されていますので、そちらをご参照ください。
 今回は規約提案の際、若干の修正点がありましたので主な修正点を報告します。
 まず規約の第2条の(目的等)に焦点が当てられ、低周波音の原因を「音」だけに集約せずに、電磁波など様々な複合的要素によるものだという見解も必要ではないか、という提案が上がり、今後研究会はこれを踏まえ、様々な側面、方向性を模索していこうという意見にまとまりました。
 そのため、第2条の文面に修正が加えられ、「本研究会は、複合的な原因不明の発生源を含む人為的な発生源による低周波音の発生源解明に寄与することおよび被害状況を把握し、被害の救済・解決を世の中に訴えてゆくこと、解決に向けての研究ならびに被害者等の親睦を図ることを目的とする」になりました。
 その他には、低周波音問題研究会は奇数月の最終日曜日に開催することが確認されました。
 以上のような修正点によって規約は承認されました。
 
 次に、役員人事の提案が行われました。役員人事に推薦されている方々が一人ずつ、コメントを述べ、その後、異議もなく役員人事案については承認されることとなりました。役員人事については以下の通りです。

(1)会 長 1名
石塚正英
(2)副会長 2名
松井清三郎 西 兼司
(3)事務局
事務局長 1名
小山 笑太
庶 務 部  若干名
西 兼司、渡邉一弘
会 計 部  2名
芦澤 俊
傾 聴 部  若干名
小山 笑太、相馬千春、芦澤 俊
(4)監 事 1名
萩久保幸子
(5)顧 問 若干名
汐見文隆

 以上のような過程を経て、無事に低周波音問題研究会の組織が正式に発足することになりました。

2.被 害 報 告 6( M ・ K 氏 )
 今回、我々の被害報告の要請に応じてくださったのは、小田原市に在住のM・K氏でした。第2回研究会にあたって、数多くの被害者の方に被害報告の要請をしたのですが、1月という時期も重なり、ほとんどの方に断られてしまいました。今回のM氏はやっとのことで巡り会ったという被害者の方でした。

 M氏は小田原市に住む62歳の男性。20数年前から、隣にある日通の倉庫の空調機から出る音に悩まされてきました。M氏の家は日通の倉庫の間に挟まれるように建っており、その倉庫と倉庫の間にある空調機の音がダイレクトに響いてくる位置にあります。(詳しくは下図をご覧ください)

研究会写真(第2回)


 M氏は仕事の方も落ち着き、家にいる時間が増えるようになると、日通の空調機の地響きのような音が気になり、次第に耐えられなくなってきました。そのため、この倉庫を管理し、M氏の家の近くにある日通の営業所に何とかならないか、と話に行ったそうです。始めは話を聞いたのだそうですが、次第に態度を変え、最終的には「表に出ろ!」と、まるでヤクザのような対応を受けたそうです。本社にも出向き、話をしたのですが一時的に対応をしただけで、事態は改善されませんでした。企業がこのような態度を取れる理由は、法定内のデシベル(50デシベル)をギリギリの範囲で出し続けており、M氏も「訴えていいものか分からない」状況のようです。
 M氏自身はこの音に苦しんでいるのに奥様の方は何も感じず、壁を二重にしても、地響きの音は空気が震えるような音に変わるだけで、嫌な「音」は消えませんでした。そんな中、メディアを通じて低周波音の存在を知り、自分が聞いている音は低周波音ではないかと思うようになりました。神奈川県の調停委員会や県庁にも「低周波音で苦しんでいる」として何度も訴えたのですが、結果的に事態は改善していません。
 企業にも行政にも不誠実な対応をされ、強い怒りを感じながら、途方に暮れているのが、現在のM氏の状況だということです。
 その後、M氏が書いた現場地図や測定データなどを頼りに参加者と活発な意見交換が交わされました。詳しくは近日発行される「低周波音問題研究」第3号の被害報告6を参考にして頂けたらと思います。

3.第 2 回 を 振 り 返 っ て
 今回、研究会組織化はスムーズに発足される運びになりました。毎回の研究会においては、いつも参加者が安心するような和やかな雰囲気を醸し出しながらも、鋭く有益なる主張や質問が飛び交っています。このバランスの取れたメンバーによって会を継続できれば、必ずや良いものが残せる研究会に発展するのではないか、そのような予感を抱かせる研究会の組織発足となりました。
 M氏の被害報告は、参加者との間で活発な意見交換が交わされ、今後も貴重な研究対象となりえる報告となりました。また今後、現場であるM氏の自宅にスタッフが実際に赴き、調査するなど、今後も緊密に連絡を取り合っていくことが確認されました。
 このように第2回目は、組織も無事に発足し、被害報告も有意義なお話となりました。今回の研究会を通じて、やっと新たな一歩を踏み出すことができた、そのような期待を感じることのできた研究会でした。

芦澤 俊
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[ 2007/02/13 20:14 ] 低周波音問題研究会 | TB(0) | CM(0)

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