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第34回“地球に未来を”講座案内 

「潮風便り」筆者、小島 嚝太郎氏、江上 幹幸教授とともに沖縄より来会、講演!

―主題・レンバタ島ラマレラ村の現在―
西 兼司

 人間の生産活動によって年間250億トンの二酸化炭素生産がなされるのに対し、京都議定書は年間10億トンの二酸化炭素削減しか目標にしていないと謂う言い方がされます。その京都議定書の目標実現がほぼ絶望視されている現在、「地球温暖化」=「CO2原因説」だけに焦点をしぼって取り組まれてきた地球に未来の余地を与える環境問題の枠組みの設定は破綻したのだ、もっと真面目に厳しく問題の設定はなされなければならないのだと言わねばなりません。
 おそらく、環境問題設定の際の主軸的課題は人口問題です。人間の過剰繁殖という問題を人間自身が人類の問題としてどのように取り扱うことができるのか、が本筋です。しかし、ポスト「京都議定書」問題に人類の過剰繁殖問題が俎上に上るということは考えられません。時代はいまだEUの拡大(欧州の繁栄)であり、中国の25年を超える連続10%以上の経済成長であり、大量破壊兵器の拡散であり、ムスリム対クリスチャン・ユダヤ教徒同盟の対立であり、世界各地で繰りひろげられる「野蛮な」殺戮の話が主題です。あるいは少子高齢化・国民人口減少の話です。いずれも人類の繁栄、覇権、栄光に関わる問題であり、環境問題(=「過剰繁殖」問題)とは枠組みの設定をめぐって、深刻な虚実の吟味が争われなければならないものです。
 端的に謂って、現在の類的感覚を形成してきた「近代」や「人間」の歴史学的検討を中心とする議論と思索が不可避です。陰陽有無は「諸行無常」であり、万物は「始めあれば必ず終わる」ことを前提として万事を考えなければなりません。
 そんな時、江上 幹幸氏と小島 嚝太郎氏のされている仕事は極めて貴重です。ドキュメントとして「諸行無常」をインドネシア、レンバタ島南部部族社会の変容と国家社会の流入による変貌を観測し続けてきたのです。前近代が近代に飲み込まれ解体していく「社会の記録」をほぼ完全になされているものはお二人の仕事以外には私は知りません。仕事そのものの取り纏めは先になるでしょうが、私共は途中経過を「レンバタ島ラマレラ村の現在」として聞くことが出来るのです。
 しかもお二人のうちの小島 嚝太郎氏は我々の『地球に未来を』に「潮風だより」を連載し、インドネシアの事、沖国大ヘリコプター事故の事などを一貫して伝えてきていただいていました。会員の一部を除けば大半の会員は初めてお会いするはずです。
 本当に、「前近代」を「近代」に飲み込ませてよいのか。「前近代」とは何か、「近代」とはいったいどんな姿で登場するものなのか。自然は「前近代」と「近代」をどのように受け入れ、不協和を起こしているのか。それでここ10数年でレンバタ島南部は実際にどう変わったのか。
 お二人は理屈を述べる方ではありません。豊富な写真やイカットなどを素材に目を洗われるようなスタイルで楽しく写真を見せ続ける説明をされる方です。話が終わったあと、お二人の明るさ陽気さで救われるものの粛然とした気が残るお話しです。
 楽しい、示唆するとこの多い講座になります。講座後の懇親会も必ず楽しいものになります。
 明るい冒険家的研究者の10年以上の「鯨肉貨幣」社会定点観測の結果は伊達ではないのです。友人知人も熱心に誘って来て下さい。
 以下、芦澤氏が作った第34回“地球に未来を”講座のチラシをアップロードしておきます。ご一読参集方要請します。
チラシ2クリックで拡大表示

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