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低周波音問題研究会を作ります―参加してください 

平成18年9月16日
低周波問題研究会準備会
第一回準備会出席者了解
世話人代表    西 兼司


 8月27日の「低周波音問題交流会」で低周波音問題研究会準備会を発足させました。
 低周波音問題とは人間にとっての不可聴音(20ヘルツ以下)もしくは、聞きづらい音(100ヘルツ以下)の振動が、「聞こえるようになり」、骨導音的要素が強いため、聞こえるようになる前から、「身体を揺らし」、そのことによって被害者の心身を傷つけていく、文明や社会設計による人間への加害問題です。被害者は不眠や不定愁訴を共通して訴えますが、それ以外にも極めて多様な被害を訴えます。被害態様も規模も機序もいまだ明らかではありません。医師による研究も組織的には進められておりません。
 しかし、存在することは事実であって、工学関係者にとっては常識だが放置、環境省にとっては「苦情処理の問題」として切り捨ての対象として取り扱われてきました。
 これを社会がまともに取り上げ、自らの問題として考えて行くための、地道な勉強の場として「低周波音問題研究会」を作ろうということです。
 準備会世話人代表として、皆様の検討の対象としていただくためにも数点提案し、あらためて「低周波音問題研究会」(及びその「準備会」会合)への参加を呼びかけます。

 (一)、私は被害者ではありません。「研究会」は被害者と研究者(識者)と普通の支援者が作る低周波音問題を研究する会です。
 ともかくも毎回、必ず、被害者のお話と研究者(識者)のお話を伺う作業を続けます。そして、それを聞き書き資料として作ります。会報もしくは、次回案内冊子にそれを起こします。
 社会学的調査資料を作ることが「研究会」活動の柱となる会としたいと思っています。

 (二)、既に事務局員に名乗りを上げてくれた方のうち一名は、最低でも5年以上は聞き書きを続けると言明して下さっています。実際には定例的な研究会の外でも出張しての聞き書きが行われるはずです。
 意思としても行わなければならないと考えています。
 その為にも、複数の聞き書き要員を確保・育成したいと考えています。

 (三)、更に、幸い現在「測定器」、「分析器」を所持している方が世話人に名乗りを上げて下さっており、被害者からの測定依頼に即応できる態勢をとっております。実費と時間的費用はかかるものの、有料ボランティアといえる範囲で対応します。
 今後、現在よりも状況が厳しくなっても、助け合って測定については後退はさせないつもりです。

 (四)、出来れば、聞き書きと測定をチームとして作り、研究会開催日以外にもフィールドワークチームとして活動できるようにしたいと考えています。
 当分の間、連絡センターや事務局機能は「低周波音問題交流会」で世話役団体となった“地球に未来を”武相友の会事務局に置きます。

(五)、様々な公害や環境破壊の問題が、結局は社会の構成員一人一人から、本当には顧みてもらえない。そのために「発症被害」に加えて「被害者疎外」という二重の苦しみが必ずついてくるという状況と、ゆっくり着実に正面から対峙して乗り越えていきたいと考えています。

(六)、現実の被害救済を求める被害者がいる以上、生々しいことも持ち込まれてくるはずです。しかし、私は、この「低周波音問題研究会」は全体被害を明らかにし、少数者として切り捨てられるはずの被害者が救済される筋道を研究する会だとして、一歩、闘争団体化することから距離を置くつもりです。
 「研究会」は直接の被害救済を求める人々の最も信頼のおけるバックアップ組織として作られなければならないと考えています。現実の生々しさには、組織としてではなく、一人一人の生きた支援者が誠実に対応していくことになるでしょう。

(七)、現在、研究会準備会が極秘の方も含めて把握している被害者は38世帯(41名以上)。8月27日から現在迄の短期間に北は福島から西は福岡の方迄が連絡を取ってきました。もちろん、首都圏にこそ最も被害者が集中していることは間違いありません。

(八)、私共と歩みを共にしたいという切実な感情の病者が多くいるのです。そして多分、「研究会」はそうした文明の影に隠された方々を相当多く発掘していくのです。現実批判の内実、根拠を探りながら、まじめに次の時代を模索するのです。
 必ず、年内のうちには様々な準備を不完全ではあっても行い、被害者の方の「被害救済」と「発生予防」の第一歩となる研究者(識者)、支援者の合同した「研究会」を正式に発足させましょう。

 11月正式発足を祈りつつ、欠けているものを怖れながら、呼びかけます。足らざるは諸兄姉の智慧、人脈、勇気、力量で補って下さることを望みます。

以上

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[ 2006/09/19 16:47 ] 低周波音問題交流会 | TB(0) | CM(0)

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